実用書には載ってないイラストレーターの使い方。

アドビイラストレーターを使って、グラフィックデザイン本にはあまり載ってない現場で使えるテクニックを紹介します。

実用書ではあまり取り扱ってないイラストレーターの使い方を中心に紹介しています。
約7年間のDTP現場での培った、「現場で使えるイラストレーターのテクニック」を各自のスキルアップのためにご活用ください。

2005年12月22日

フォトショップのチャンネルミキサーの使い方

Photoshopにチャンネルミキサーという機能があります。

ここ1年位前までは、使い方もわからずほったらかしの機能でしたが、

実は、結構使える機能だったのですねぇ^^;

フォトショップのチャンネルミキサーの使い方


基本的に、色などを変えたりするには、トーンカーブを使えば十分なのですが


トーンカーブ
では、補正しきれないこともあります。




例えば↑のような画像を「青っぽくしたい」とします。

トーンカーブは、CMYKなどのそれぞれの色調の濃淡をコントロールするツールですから

上記の画像に「C(シアン)」の要素が少なかったりする場合、補正できなかったりします。



ですが、単純に青っぽくしたいだけであるなら、

【色調補正>色彩・彩度】の機能で一発でできます。



では、「ライトの光を黄色のイメージのまま、背景を青っぽくしたい」時はどうでしょう?

【色彩・彩度】の機能では、全体が均一に変わるためうまく行かない場合が多いはず。

そこで、【チャンネルミキサー】の出番です。



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さっそく上記の写真を

「ライトの光は、黄色のまま、背景だけを青っぽく」してみましょう。



まず、【チャンネルパレット】を表示します。



チャンネルパレットを見ると解るように、

背景の濃淡が濃いのは、見た目どおり「ブラック版」ですね。

逆に「シアン版」の背景の濃淡は薄く、あまり青の要素がないことがわかります。



考え方としては、

ブラックの濃淡の濃さを、
シアンの濃淡に加えることができれば


OKという考え方です。





では、【イメージ>色調補正>チャンネルミキサー】で

「シアン」を選択します。



シアンのチャンネルに、ブラックのチャンネルを100%加えてやります。

すると、背景が少し青っぽくなりましたねw

でもまだ黒っぽいですね。

【情報パレット】で背景の要素を見ると、「マゼンダ」が濃すぎて黒っぽくしているのがわかりました。








次に、チャンネルミキサーの【マゼンダ】を選択し、

「マゼンダ」のチャンネルから「イエロー」を20%引いてやります。



イメージ的には、マゼンダ版から、イエロー版の濃淡の20%引いてやるような感じです。

(わかりにくいね)



 


次に【イエロー】をチャンネルミキサーで選択し、

ブラックの要素を-200%してやります。






 


そうこうして、チャンネルミキサーを使ってやってると

↓こんな感じで背景が、青っぽくなってきましたね。

でも、まだ光が微妙に寒々しい感じです。



 


あとはトーンカーブで補正です。


黄色い光の中に「シアン」が混じってるようなので、

シアンを少し減らしてやります。





 


次は、光がもっと目立つように「マゼンダ」をあげてやります。



 


そして、目立つように「イエロー」を上げてやりまする。



 


最後にブラックを少し調整して、画像にメリハリをつけます。

背景部分のブラックもまだ強いので、以下のようなカーブに設定するとイイと思います。


これで完成です☆



 


チャンネルミキサーは、感覚でいろいろやってみるのもイイですが、

理屈をきちんと理解できれば、とても強いツールとなりますのでぜひ覚えましょう^^



チャンネルの乗算、減算は少し難しいですが、なれると印刷物にも共通して使える知識ですので便利です。






チャンネルミキサーを自在に使えれば、以下のような画像も

あっという間にできたりするような、しないようなw



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